今日は、このブログが始まるのと、ほぼ同時期に拾った猫のお話。
あれは2015年12月12日、場所は牛久沼。さむーい冬の最中、友人と散歩で訪れたんです。
そこには、カモや、白鳥、猫などいろんな動物がいて、たまに気晴らしに歩くんです。年に1、2回来るか来ないかって時に、やたらと「ニャーニャー」言ってる子猫が僕の足元から離れなかったんです。
とっさに撮ったのでブレてしまいました。w
でも異様に近づいてきたんです。最初はただ、人懐っこい猫だなって思ってたら、すぐに理由はわかりました。
*注意!! 以下グロい写真有り*
わかりますかね? わかりますよね。
尻尾がほとんど壊死して腐ってます。もう少しで胴体まで達してしまう程の怪我を負っていたんです。この猫ちゃん。痛々しい。
で、特に考える間もなく、すぐに「この子を助けたい」って思ったんです。
まずは、体力をつけてもらう為に、ご飯を買ってあげ、時刻も既に夕方だったので後日、獣医にTELしまくって一件の獣医さんに出会いました。
事情を説明すると、「すぐに連れてきてください」と一言。(泣)神様かと思うほどありがたかったです。
その場で猫を抱えて車に乗せ、拉致って病院へ。w
暴れるかと思いきや暖かいからか、車の中で寝てる。w
妙に肝が据わってる猫。w
それほど怪我の重大さをわかっていない様子。ちょっと抜けてる子なんでしょうか。(笑)
病院に着くなりグルグル喉を鳴らし、僕や、獣医さんに懐く始末。本当に変わった猫を拾ってしまいました。w
ですが診療してもらった結果、やはり緊急に手術をした方が良いとのこと。それが、なんと、不幸なことに、当院は年末間近の為、オペの予定が埋まっていて年内オペは不可能。ヤバイです。。とりあえず応急処置をして頂き、自宅に連れて帰りました。
可愛いですね。。実家の保護猫にそっくりんですよ。そりゃ放ってはおけません。
この子が、その保護猫、トラオです。w ね!似てるでしょ!w
それと、トラオの兄弟で、一度死んでから蘇生した強運の持ち主。(笑) メイちゃん☆
そこから、その日のうちに4、5件の獣医師の方に電話しましたが、良い返事はもらえません。正直、コツイ、ヤバイかなって思いましたが諦めずに電話をすると一件、良い対応をしてくれました。すぐにその神獣医さんに連れて行き、無理を言って翌週に手術をしてもらうことに。ホッと一安心。
計、入院4日、手術の費用もそれなりでしたが命にはかえられません。
数日間は家で過ごし、入院当日、大人しくケージに入って獣医師に預けました。「頑張ってこいよ」って声をかけると「ミャー!!」って大きな声で返事してくれたので、こいつは大丈夫だなって確信。野良ってすげーって思いました。
その後、毎日面会に行くと大人しく、「ミャーミャー」鳴いて毎回グルグル喉を鳴らしてたので一安心。本当は相当痛いはずなのに、この子は一度も痛そうな様子は見せませんでした。「我慢強い子!いい子!」ってこの時は思ったのですが数ヶ月後の予防接種では2日間も熱で寝込んで歩く時は震えて弱ったってのは後の話。w
そして、ようやく退院の日です。まず、家に帰ってびっくり!!キレイに尻尾がなくなってました。
お尻、丸刈り、尻尾なし! かわいそうでしたが命が助かったから、よしとしましょう。ただ、一つ、心配だったのがお尻の神経が傷ついてしまっている場合、排泄に障害が出るかもしれないと獣医さんの不安な一言。
うーん、「もう拾ってしまったからには、しょうがない」この時、この子を飼っていく覚悟を決めました。
それから数日、、特に目立った障害もなく抜糸をして今では、、
気ままに暮らしています。(笑) 尻尾が無いせいか、ジャンプした時にバランスが悪いのですが、日常生活には全く支障がなく、家族の一員になりました。
そういえば、尻尾無い猫種で「マンクス」っているのですが、パッと見そっくりなんです。(笑)
それと、この子の名前は「シャンス」よろしくです!
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