小型船舶免許の更新方法
小型船舶免許は5年間の有効期限があり保有者は船舶操縦する限り、更新の義務があります。私は5年前に取得し初の更新でした。小型船舶免許更新を実体験をもとにご紹介します。
更新方法は2つの方法があります。
1.代理士による更新
こちらは手間なく免許を更新する方法で、海事代理士さんを利用しての更新です。船舶免許を取ったスクール、もしくはこちらから業者さんを確認できます。料金はまちまちなのでご自身での代理士さんの確認と依頼です。
2.個人での更新
こちらは自分で講習の申し込みと運輸局にて免許更新申請手続きをする方法です。
私が今回、船舶免許更新した方法で更新手続きで1時間講習を受けます。その後運輸局に自身で行き更新手続きをします。所要日程は最短1日、最長2日で済みます。メリットは代理手数料分が安くできる分、デメリットは運輸局に行く時間と交通費がかかります。
目次
船舶免許更新ステップ
Step.1 免許有効期限を確認
有効期限を過ぎている場合は失効再交付手続きが必要になります。
Step.2 受講申し込み
講習は予約制になっています。海事代理士に依頼しても講習の受講義務があります。
◉海事代理士に依頼する方はこちら
◉郵送またはJMRA(一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会)窓口で行う
インターネット講習申し込み料金は2016年3月現在 ¥4,370
Step.3 講習受講
船舶免許更新講習
約1時間の講習を受け、簡単な身体検査があります。身体検査の実際の内容は視力測定をするのみで健康上問題がなければ数分で終了します。講習内容は、河川、海洋レジャー事故の予防と対処法など安全対策がほとんどで、ためになることを講習してくれます。
講習完了後に修了証明書と申請書が発行されます。
申請書はこのような用紙です。
Step.4 運輸局で更新申請・免許証受領
運輸局で免許証と更新講習修了証明書類など必要書類を揃え、更新申請をします。
最寄りの運輸局に出向き手続きすれば完了です。手続き自体はとても早く、書類を書く作業を入れ約10分程度で終わりました。
手続きに必要な書類等
1.免許証 紛失・き損している場合は本人確認書類
2.写真 縦4.5cm横3.5cm写真 1枚
3.申請手数料 収入印紙・更新 ¥1,350 ・失効 ¥1,250
4.身体検査証明書 講習会場で交付
5.講習修了証明書 こちらも講習会場で交付
6.申請用紙 講習会場または運輸局で配布
7.本籍記載の住民票の写し 1通
以上を持参し運輸局で更新。運輸局や時間帯に寄りますが即日交付されます。
即日発行希望の方は更新を予定される運輸局にご確認ください。
まとめ
今回、自分で更新手続きをしましたが運輸局に行く手間以外、特にデメリットは感じませんでした。一度試してみるのもいいかもしれませんよ。
レジャーの安全について、先日2016/3/21の日経新聞の記事で船のレジャー事故を防ぐためにライフジャケット着用義務化を検討しているとの記事がありました。対象は水上オートバイ、12歳未満、1人乗り漁船にプラスして船室外にいる全ての乗船員です。現在「努力義務」となっている部分を完全義務化する内容となっていて今夏(2016年)までに省令を改定し、翌年2017年夏から義務付けを目指すようです。過去10年(2005~14)の統計でライフジャケットを着用していた場合と着用しなかった場合では生存率は33%の差があるとの報告があります。
せっかくの休日レジャーを事故によって悲しい日にしないためにも今から各個人意識を持って同伴する家族やその友人に問いかけライフジャケットを着用し、安全で楽しい休日を過ごしてもらいたいものですね。早急に着用義務化を制定施行してほしいと思います。
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