僕は、かねてよりバスの生態に興味があり、いつかは見てみたいと思っていました。
そこで最新機器の水中ドローンを使って富士五湖の一つ、本栖湖の水中を覗いて見ることにしました。
その映像はこちらです。
4K水中映像 本栖湖編
今回は空からと水中から撮影しました。
当初の予想では、バスは得体の知れない水中ドローンが近寄ってきたら、バスだけではなく、ほとんどの魚は逃げてしまうのではないかと心配していましたが、その心配は撮影後すぐに払拭され、むしろバスの方から興味を持って寄ってくることが判明しました(笑)
動画を見ていただいた方はわかるかと思いますが、最初に遠くからバスが寄ってきましたが、ドローンを操縦するスマホの画面は小さくかつ当日ピーカンだった為、水中の光量は申し分なかったですが、画面が見えずらいジレンマが起こり、何か居た気はしたのですが、パッと画面に映る大岩周辺へ注目してしまいました。でも何か居たような、、、、と振り返ると見事な魚体のデカバスちゃんが悠然とスイスイ!!
その後も何箇所か撮影するとやはりバスは何かの変化がある場所の周辺にいることが、映像からもはっきりわかりました。
例えば地質の変化、少し高い水中植物、大岩、シャローフラットのブレイクなど、ぱっと見ストラクチャーがプアだと思える湖でも、しっかりとバスは着く場所を見つけてその周辺を拠点にウロウロしています。
あとは一見魚が付いていないかと思われた倒木の影には、ばっちりビッグバスが付いているのがわかるかと思います。
お分かりになりますか?
僕がドローンで見ていた時はスマホから見た感じでは居ないかと思っていた場所でしたが、パソコンで見ると倒木下にしっかりとデカイ影があります。
ここです↓
おそらく、水深は5,6mぐらいかと思いますが、いるべきところには居るんです。
それにしてもこのバスもデカイ、、、(笑)
やはりラージマウスは、こういった「身を潜められるモノ」につきやすいことがわかるかと思います。
逆にフィーディングなのか水中のフラットエリア付近にあるブレイクではベイトを追っていたバスも写っていました。
一段下のブレイクで一瞬反転して何かを追ったようにも見えるバスでした。
そして鯉の群が通過すると水性植物付近にデカバスが居ます。
この鯉ですが、撮影時に陸上から見えていたのですが結構な大きさで優に60ぐらいはありそうな個体ばかり、、、ということは、このバスは一体どれぐらいあるのかと男の子心をくすぐるバスですね〜(笑)
このようにカルデラ湖は一見何もないように見えてバスが付く場所も少ないとされていますが、水中には沢山の変化があり、そこを利用してバスは安住の地として穏やかに暮らしていました。
もちろんバスの居る近くに人が立つと逃げてしまいます。
水中の臨界角と言われる、バスが居るであろう場所から97°には入らないのは鉄則です。
その辺りのことは、私はこのヒロ内藤さんのDVDから学びましたのでご覧いただくと大変勉強になります。
水中を覗くと今までとは違った世界が覗けてとても面白かったです。
また、どこかのフィールドで潜らせて水中を観たいと思います。