DAIWA ZILLION 1516XXHL を約1年間使ってみてのインプレ
このリールを使い始めて約1年が経ちました。
そこでこのリールのメリットデメリットをお伝えします。
ラインナップ
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
私が使っているのがこの表で一番下の1516XXHL。
このリールのは大きく2つのメリットがあります。
第1メリット
・TWS(T-ウイングシステム)
TシェイプレベルワインドがクラッチON・OFFに応じて半回転する
「ターンアラウンドスタイル」のTWSを採用。
キャスティング時にはレベルワインドが前方に回転し、
ラインはTシェイプレベルワインドの幅広部を通って
スムーズに放出されます。
キャスト時
リトリーブ時
リトリーブ時にはレベルワインドが後ろ方向に倒れる形で半回転し、
レベルワインド下部の溝にラインが誘導され、
タイトかつ平行に巻き取られます。
飛距離アップ&トラブルフリーの特長はそのままに、
とにかくタフな印象です。
そしてファイトにおいてもタフ。
どんな相手にも負けることはないとダイワさんは言っております。
ドラグ力が5KG標準なのでデカバスでも余裕で
寄せることはできるでしょう。
スポンサーリンク
第2メリット
・MAGSEALED BALL BEARING(マグシールドボールベアリング)
ダイワの防水・耐久テクノロジー「マグシールドボールベアリング」が
もたらす最大のメリットは、ボールベアリングの錆び、異音を大幅に解消し、初期性能を長期間に渡り維持することです。
リール用に限らず、およそあらゆるボールベアリングは
一定期間使用すれば、ボールの摩耗により回転性能が劣化します。
しかし、従来のリール用ボールベアリングは、ボールが摩耗する前に塩や錆びにより使い物にならなくなることがよくありました。
これがマグシールドで一変するようです。
メンテナンスをしなくても、ボールベアリングが「本来の寿命」を全うするようになっています。
また、マグシールドボールベアリングは、
内輪と極板とのわずかなすき間をマグオイルが埋める非接触構造なので、
もともと回転抵抗が非常に小さいです。
防水のために内部にゴムパッキンを使用しているベアリングと比べたとき、
その回転フィーリングの違いは明らかに良いです。
「限りなく摩擦ゼロのスムーズな回転が、特別な手入れをしなくても驚くほど長く保たれる」リール。
これがジリオンTWのメリットですね。
デメリット
1.リールシートに少し厚みがあるので
慣れるまで少し時間が必要です。
2.ダイワ独特の初速の速さがあるので
シマノ派の方だと戸惑うかもしれません。
3.軽いルアーに不向きなのも
上げておくべきでしょう。
ですが、上記に1.2に関しては
慣れば全く問題なく、
それ以外はトラブルレスです。
それよりも大きなメリットとなるギア比に注目です。
特に1516XXHにはギア比9:1。
巻き取り量は102cmと
驚異のメーター超えです!
さらに16lbラインが100m巻き取り可。
(個人的にはライン量は16lbなら90mぐらいに
しておいた方がトラブルレスで無難です)
ジリオンTWXXHはカバーフィッシングや
シャローレイクの葦打ちなどで大活躍します。
単純に5mのキャストをリール5回転以下で
回収できるのはトーナメントアングラーはもちろんですが、
あまり釣りに行けないサンデーアングラーさんに
とっても、より多くキャストできるので
「あともう1匹」に近づける要素となるでしょう。
他のギヤ比を用いた
ハードルアーを用いたプラッキングなどにも
抜群に対応します。
私としてはコストパフォーマンスの高い
オススメのリールです。